検討と言いつつ先に4連スロットルのパーツを購入していまいました。
なので取り付けをすることを前提で情報を集めてみます。
まず購入したパーツはOER製の4連インジェクションです。
45パイの2連スロットルボディが2基使われています。
単体で購入すると1基あたり約3万円するみたいです。
スロットルの後ろ側は原田商会のインテークマニホールドです。
税込み約6万円もするものです。
今回購入したものと比べてみてもまさに同じ形状なので原田商会のインテークで間違いなさそうです。
細かく見ると、インテークマニホールドの上についているスロットルワイヤーの動きを受ける軸の部分が変わっています。
原田商会のホームページのインテークマニホールド関連パーツのページを見ると「押しレバー」というパーツのようで、新旧の2種類があるみたいです。今回購入したものには旧タイプのものが付属していました。
4連スロットル部分のパーツ以外には制御用のコンピュータと各種ハーネス類が付属していました。
コンピュータはOER製のDRC301 (OER Corporation D-jetro Racing Computer 301) でした。これは古いコンピュータのようでネットで検索してもあまり情報が出てきません。
やっと見つけた情報として、OERの会社の歴史のページにDRC301の記載があり、開発されたのは1993年となっていました。ロードスターNA6用のインジェクションキットは2003年となっています。
ちなみにこのDRC301は当時価格で約15万円したそうです。
DRC301はDジェトロという名前の示す通り圧力センサーで空気流入量を測定(推測)する制御方式なので純正のエアフロは使わなくなりそうです。
ロードスターNA6はフラップ式のデカいエアフロが使用されており、流入抵抗となってエンジンのパワーアップを阻害することで知られています。ちなみにNA6より新しいNA8やNBではフラップ式のエアフロに代わってホットワイヤー式の抵抗の少ないセンサに変更されています。
話がそれましたがエアフロ撤去するのと同時に圧力センサーを取り付けしなくてはならないのでその取り付け方法、センサーの種類などについても調べる必要がありそうです。
Dジェトロでも圧力センサーだけでなくスロットル開度の情報(スロットルポジションセンサー)を補助的に使用してレスポンスの向上などを目指す制御もあるそうなのですが、今回のDRC301では不可能で、それより新しいD-Con(とD-Con IFの組み合わせ)というコンピュータでは可能になったようです。
あと調べる必要のある項目として、インジェクターに何が使われているかと、アイドリング調整のための機能はどうなっているか(ICSVなど)があります。
インジェクターはNA6の純正は青色のカプラーなのですが、購入したパーツでは白いカプラーのものが付いているようなので型番や適合を調べなくてはいけません。
調べたらまた追記しようと思います。
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