ロードスターの4連スロットル取り付けの検討2

前の投稿では、入手した4連スロットルは古い製品のため情報をあまり入手できなかったのですが、その後いろいろと判明したことがあります。

まず2002年頃のOERのホームページにはDRC301の情報が載っていました。

メカチューン用の基本キットは15万円とあります。また接続キット一式は1.1万円です。さらに回転センサーは1.2万円で4気筒用の配線は0.5万円します。当時はかなり高額な商品であったようです。

コンピュータの次はインジェクションのボディについて見てみました。45パイのボディは1機あたり3万円で4気筒には2機必要なので6万円です。

また、インターフィット2500円が4つなので1万円です。サイズは30, 34, 38パイと設定がありますがどれかは不明です。後日計測してみようと思います。また、エアファンネルもあります。これは3500円で4個なので1.4万円します。そしてインジェクターのカプラーは日産車用で4気筒用は0.5万円します。

それぞれのパーツごとに見ていくとかなり高額になります。当時新品を購入する人が一定数いたと思うと4連スロットルへの憧れは相当なものだったのでしょう。

さて、入手した4連スロットルを見ながら取り付けについて考えていきます。

まずは4気筒用のインジェクターカプラーです。日産のインジェクターに適合するそうです。

これがインジェクター側です。日産の240ccのインジェクターだそうです。調べてみると日産の240ccインジェクターはCA16DEエンジンで使われていたとか。ロードスターのB6と同じ1600ccですね。CA16DEエンジンを搭載していた車種は日産のWikipediaによれば、

だそうです。マツダ用だったりロードスター純正のインジェクターに変更するかは悩みますが、このまま日産用を使うのであればカプラーオンです。

次にセンサーを見てみます。D-ジェトロなので圧力制御ですから圧力センサーが必要です。写真の四角い箱が圧力センサーなようです。圧力がかかるであろう黒いホースは途中で2回分岐しており、出口が3か所あります。

圧力センサーの端子はコンピュータDRC301の裏側にある中央の黒の端子に接続します。4極の端子みたいです。

ちなみに前面パネルはこのようになっています。

スロットルを見るとこのようになっていて、ホース類がいろいろと取り回されています。

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