センソリーサウンドについて
NAロードスターに装備されたオーディオにセンソリーサウンドと呼ばれるものがあります。通常のオーディオより豪華な装備でオープンカーに最適化されたオーディオ環境を実現するものでした。
そんなセンソリーサウンドは装備された時期によっていくつかのバージョンがあります。
大雑把にはNA6とNA8で異なるのかと思います。見た目でも差があり、デッキが2DINと0.5DINの2つからなるタイプと2.5DINの1つにまとまっている2種類があります。
この投稿では2DINと0.5DINに分かれたデッキについての情報をまとめてみます。いろいろと試行錯誤しながらの手探り状態なので間違いがあればご指摘ください。
デッキの構成
デッキは2つのユニットからなりますが固定はネジ数本だけなのでサイドのネジを外すと簡単に2DINと0.5DINに分離することができます。
上下のユニットの働きは、上のユニットがメインでラジオ/カセットテープ/CDのプレイヤーとドアスピーカー用のアンプを担っており、下のユニットがセンソリーサウンド専用のシート用スピーカーのアンプとなっています。
上のユニットにはPIONEER FH-5071 ZM-02 (CPN1228)と書かれたシールが貼ってあります。同じように下のユニットにはPIONEER FH-5071 ZM-02 (CPN1154)と書かれたシールがあります。カッコ書きの型番以外は共通なので上下でセットであることが型番からもわかります。
上のユニット(CPN1228)
上のユニットをよく見てみます。正面にはボタンと液晶があり、背面にはコネクタがいくつかあります。
コネクタは白いコネクタが2個と黒いコネクタ1つ、アンテナ用の黒い線が1本あります。白いコネクタは右上の大きいものと下にある小さいものがあり、小さい白いコネクタと隣にある黒くて丸いコネクタの2個は下の0.5DINのユニットに接続するのに使用されます。
コネクタの接続先をまとめてみました。白いコネクタは車両側に接続して電源やスピーカーへつながります。
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