ロードスターのオイル交換

ロードスター

前回のエンジンオイル交換から5000kmを走ったのでオイル交換を行います。
オイル交換と合わせてオイルエレメントも交換します。
前回のオイル交換は古いオイルをドレンボルトから抜いて行いましたが今回はうわ抜きでやってみようと思います。

前回のオイル交換の様子はこちら:

うわ抜きのため道具を用意します。道具は自転車の空気入れに似た見た目をしていて、これで負圧を作りオイルを抜き出します。`

ポンプを組み立てたらオイル吸出しのホースをオイルレベルゲージの入っている穴に差し込みます。真っ直ぐ差し込んでいってそこにあるオイルパンに当たったなという感触があるまで差します。

オイルは粘性がありすぐには抜けないため気長に待ちます。今回は他の作業をしながらのオイル交換だったため一晩かけてオイルを抜きました。

1時間後おきなどにポンプを動かして常に負圧がかかるようにします。3, 4回負圧をかけて放置してを繰り返す頃にはほぼ全量が抜き出せているようでした。

オイルが抜けきったら次にオイルエレメントを交換します。
エレメントの位置は画像の赤丸の場所です。インテークマニホールドの下にあり入り組んだ箇所なので手を伸ばしながらうまい具合に作業します。

エレメントはこのように車の左右の向きで装着されています。

エレメントを回す専用のツールを用意します。これをインテークマニホールドの下から器用に入れてエレメントを緩ませます。ツールで少し緩ませたあとは手で簡単に回せるようになるので手で回します。こうするとツールで周りに傷をつけることやエレメントにオイルが残っていた場合にツールがオイルまみれにならずに済みます。

画像の左側は交換する新しいオイルエレメントです。

実際に外してみるとうわ抜きで一晩と長い時間をかけたからかエレメントにオイルは全然残っておらず、周りを汚さずに取り外しできました。

古いエレメントを外したら新しいエレメントを取り付けます。取り付け前にパッキンに薄くエンジンオイルを塗ることを忘れないように注意します。また、取り付け時の締め付けトルクを強く掛けすぎないように注意します。

エレメントの取り付けが終わったら新しいエンジンオイルを入れます。

今回はTAKUMIオイルのLegends Legacy 10W-40を使います。全化学合成油で品質が高く、それでいて低価格なちょうどいいオイルだと思っています。とはいっても街乗りメインでエンジンをぶん回す使い方もないので実はもっと安いオイルでもいいのかもしれません。

入れる量は3リットルを目安に入れ、エンジンをかけ少しアイドリングしてからレベルゲージで量をみつつその後少しずつ足していきます。

今回は3.3リットルほど入りました。

交換後に少し走ってみた感じでは特に変化は感じませんでした。オイルは同じですが前回の交換から5000km経っていたので少し変化が感じられると思っていたのですが意外でした。

ですが問題なく好調に動くという点でいつも通りの安心感があります。

今回始めてうわ抜きでエンジンオイルを交換しましたが、手が汚れずに作業でき、ドレンボルトを回す必要がないのでジャッキアップすら不要なので手間がかからずスムーズに作業できました。次からもうわ抜きで作業しようと思います。

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