大雨が降った翌日などにロードスターに乗ると車内がジメッとしていることがあったので幌の水抜き穴が詰まっている可能性があると思い清掃してみることにしました。
清掃は長い針金のようなものを使って行います。身近にあるものを使う場合はワイヤーハンガーがちょうどいいと思います。今回はシンプルな作りのハンガーを使いました。
ハンガーをこのように真っ直ぐな針金になるように広げます。ペンチなどの工具があると作業しやすいですが丁寧に作業すれば工具なしでもできます。
針金を用意したら水抜き穴に差し込みます。差し込む前に針金の先端にビニールテープやマスキングテープを巻いて先端を保護すると針金でボディを傷つけることがなくなって良いと思います。
水抜き穴にアクセスするために幌を開けてオープンの状態にします。そして水抜き穴はシートベルトの肩の近くの固定してある箇所の近くにあります。
幌の骨組みのヒンジがある箇所なのでわかりにくいかもしれませんがカーペットをめくると穴が見えます。
これは水抜き穴を別のアングルから見た状態です。カーペットをめくって水抜き穴を確認したら針金を差し込んでいきます。
このように車両の下側から針金が飛び出てくるまで差し込み続けます。この時何かにぶつかって針金が進まなくなったら穴の途中で砂や泥が固まっている可能性があるのでやさしくツンツンを針金を動かし少しずつ奥に挿していきます。とても固い場合には次のステップに進み水を加えながら針金で突付くと泥を崩しやすくなると思います。
穴に針金を通したら水を流して内部の汚れを掃除します。穴が入り組んだところにあるので先の細いジョウロなどがあると作業しやすいと思います。ホースやペットボトルから水を流すこともできるでしょうが少し誤ると車内が水浸しになるのであまりおすすめしません。
水を流すと穴の下から流れ出てきます。内部がきれいになったと思うまで満足のいくまで作業したら清掃は完了です。
ここまでで運転席側の水抜き穴の清掃が完了しました。同様の手順で助手席側の水抜き穴も作業します。
今回の水抜き穴の清掃で水がスムーズに流れるようになったと思うので大雨でもしっかりと排水され車内がジメッとすることが解消されるはずです。普通に使っているだけでも細かい砂や落ち葉などが入り込詰まっていくので定期的に清掃するように心がけたいところです。
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